牛が自然な環境で放牧されています。
なかほら牧場については、岩手県の方々ならご存知でしょう。
約6割を占める北上山系は、なだらかな地形であり、自然豊かな土地になります。
なかほら牧場は、その北上山系の標高700〜850mの窪地に位置しており、山の植生を活用する「山地(やまち)酪農」という手法を用いて乳製品を提供しています。
もちろん、なかほら牧場というだけに、牛にはとことんこだわりがあります。山や自然なりの放牧酪農を行っているのが特徴で、山に放牧された牛が自由に草を食んで暮らすのが最大の特徴です。
なかほら牧場の牛乳は特に人気が高く、季節によって変わる四季の味わいがつまっているといわれています。
爽やかなのにコク深い、牛乳本来の味わいをいただくことができます。
昔の牛乳を知っている方には懐かしく感じるようですが、もちろん、牛乳が苦手な方には「はじめて飲めた」という評価がついています。
このなかほら牧場では、飼料も化学成分ゼロです。そのため、妊産婦や乳幼児にも安心して完飲できる牛乳です。
なかほら牧場の牛種は、乳脂肪分が高いことで知られるジャージーになります。
牛乳の風味を損なわないように「ノンホモ低温殺菌」にて仕上げられる牛乳は、時間が経つと瓶の周りにクリームのラインがあらわれます。
これが自然のままの証です。
クリームラインはバターと同じ乳脂肪分が集まってできたものであり、なかほら牧場の牛乳容器に入れて振りつづけるとバターにもなるといいます。お子さんと実験するのも楽しめるでしょう。
なお、65℃の低温でじっくり丁寧に殺菌した牛乳ですから、臭みがなくさらっとした飲み心地です。
牛乳が嫌いな方でも飲みやすい牛乳で、克服できた声もたくさん届いています。